子供のワキガを治す食事・食べ物 

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子供のワキガを治す普段の食事・食べ物 食生活

「わが子の近くに寄ってみるとツーンと覚えのある臭いが」「子供の衣服を洗濯しようと思ったら、激しい異臭がしてビックリ」―その臭いの原因は、ワキガです!体臭は、大人だけではなく子供にとってもシビアな問題です。この記事では、子供のワキガの対策とワキガになりやすい食べ物となりにくい食べ物についてご案内します。

 

 

ワキガとは?

 

 

・人の汗腺には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。エクリン腺はほぼ全身にあるとされる汗腺で、普段の生活でかくサラサラした汗は、このエクリン腺から分泌されます。エクリン腺から出る汗は汗孔と呼ばれる穴から排出され、成分の99%が水分で残りの1%は塩分やカリウムでできています。

 

・いっぽうアポクリン腺は、わきの下や耳、乳輪や陰部などに多くあり、ベタベタした汗が排出されます。アポクリン腺から出る汗の成分の70〜80%は水分ですが、残りはたんぱく質や脂質、アンモニアなどでてきてきます。アポクリン腺の量が多ければ多いほど、ワキガの臭いがしやすくなります。

 

・実は、アポクリン腺から出る汗そのものは無臭です。ですが、汗が分泌されるときに肌の表面の細菌が汗の成分を分解したり、エクリン腺のほうの汗や皮脂腺から出た物質と混ざることによって、ワキガ特有の臭いの元となります。

 

・ワキガが発生するのは、一般的に第二次性徴が始まるころとされています。年齢でいうと、9歳〜13歳ごろです。この時期に性ホルモンが分泌され、男女ともに身体が成長します。それとともにワキガの原因となるアポクリン腺も急激に活性化するのです。ただし、身体の成長は個人差が大きいため、小学校低学年からアポクリン腺が成長して、ワキガになる子供もいます。

 

 

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・遺伝
ワキガには遺伝が強く関係します。両親ともにワキガの場合、子供に遺伝する確率は80%といわれています。どちらかがワキガの場合でも50%は遺伝します。また、両親がワキガでなくても祖父母などの血縁者にワキガの人がいれば、遺伝する確率は高くなります。

 

・湿った耳垢
アポクリン腺は耳にも多く存在しています。耳垢が湿っている場合は、アポクリン腺が活発で耳の中で汗をかいているということになります。子供の耳垢が湿っていると、ワキガである可能性は高いといえます。

 

・毛深い
体毛が多い部位にはアポクリン腺が多くあります。特に、下半身が毛深い子供はワキガの確率が普通の子の3倍以上もあがるといわれています。

 

・黄色い汗ジミ
普通の汗は無色ですが、ワキガの汗は皮脂などが多く含まれるため、黄色くなるという特徴があります。子供の衣服のワキの部分がやけに黄色い場合は、注意したほうがいいでしょう。

 

・脂性
アポクリン腺からの汗と皮脂の分泌は、どちらも性ホルモンによって分泌されます。ですので、皮脂の分泌が多い脂性の子供は、アポクリン腺が発達してワキガになる可能性が高いといえます。

 

 

ワキガは食生活で改善

 

・ワキガの臭いは食生活でかなり改善できます。ワキガの人は臭いの強いものを食べてしまうと、脇からそのまま臭いが排出されてしまいます。つまり、ワキガの臭いを抑えるためには臭いの強い食べ物を避ければいいといえます。食べ物によっては皮脂腺やアポクリン腺を刺激して、ワキガの臭いを強くします。子供に臭いの強いものを食べさせないよう、親が注意してあげましょう。

 

・臭いの強い食材の代表が、ニンニクです。ニンニクたっぷりの料理を食べると、次の日は体中からニンニク臭を放ってしまい、学校を休まざるを得ないなどということもあります。ニラも臭いが出やすい食べ物です。意外なところでは、カレーを食べた後もワキガではない子供に比べて、カレー臭が残りやすいといわれています。

 

・ラードやバターなどの動物性油脂には、皮脂腺やアポクリン腺を刺激する働きがあるので、臭いが出やすくなります。ラードは餃子や炒飯などの中華料理によく使われていますし、バターはお菓子類に欠かせません。どちらも子供が大好きな食べ物なので、まったく摂取しないことは難しいですが、回数を減らして緩和を試みましょう。

 

・リノール酸は血中コレステロールや中性脂肪を増やすと同時に、体内で酸化して臭いの原因となります。リノール酸が多く含まれる油は、紅花油やなたね油です。他にも、マヨネーズやマーガリン、スナック菓子にも多く含まれているので、なるべく子供に食べさせないよう気をつけましょう。

 

・ワキガの臭いを抑えるためには、和食中心の食生活に変えるとよいでしょう。和食には、刺激的な臭いのするものは使われていません。納豆や漬物のように臭いがするものもありますが、その臭いの元は醗酵臭なので、身体に吸収されてワキガの臭いの原因にはなりません。和食は中華や洋食で使われる油や肉類の使用が少ないので、臭いの原因となる食材も少なくなります。ワキガの子供には、和食を多く食べさせましょう。

 

・油っぽい食べ物はワキガを悪化させますが、油を抜いても栄養のバランスが悪くなります。そのため油を使う際には、リノール酸が少なく抗酸化作用の強いオレイン酸を多く含むオリーブオイルを使用しましょう。

 

 

子供のワキガの注意点

 

・ワキガに有効な治療法として、手術があります。脇のシワに沿って4cmほどメスを入れ、アポクリン腺を除去する方法です。しかし、子供の場合はまだ成長期なので、手術をした後も皮脂腺やアポクリン腺が増える可能性が高いといえます。そのため、子供にはワキガ手術は最適ではありません。

 

・子供のいワキガ対策としては、毎日お風呂に入って清潔を保つことが一番です。臭いの元は汗や皮脂などの分泌物と、汚れや雑菌です。子供は活発なので、毎日お風呂に入っていても、汗をかくと臭うことがあります。そのため、ウェットティッシュなどで小まめにふき取るだけでもかなり違います。

 

・制汗スプレーやワキガ専用クリームを使うのもいいでしょう。ですが、決して子供にワキガ対策や治療を強要してはいけません。いくら体臭ケアをさせたいからといって、「臭うから気をつけなさい」と親から言われると子供は傷つくものです。子供にワキガのケアをさせる場合は、言葉選びに気をつけて、ストレスをかけないようにする必要があります。